珈琲工房ポエムの日記

自家焙煎の珈琲豆 とメディカルハーブコーディネーター在中のオリジナルブレンドハーブティーと紅茶

空気を読む男?「レインボーマン」

poemcoffee2008-05-31


ココ数日のこの日記の流れからすると、きっと今日も特撮ネタだろうと思っている貴方。
ある意味、貴方は正しい。正解です。座布団一枚。

今日のテーマは「空気を読む」という事。
最近までKYKYと何でもかんでも一つに片付けてしまっていますよね。
そういう私は、あんまりKYって言葉を使いません。
なんというかその言葉で片付けてはいけないような気がして(私的にですが)
昔から「空気の読めない」人ってのはどこの世界にもいるわけで、私の周りにも「空気の読めない」珈琲豆屋という人もいましたが(笑)
ま、お客の立場からすれば、店主が「空気が読めなくても」「美味しい珈琲が飲めれば」さほど気にはならんのでしょうけどね。

相手の気持ちを察する(この匙加減が微妙なんですけど)のって、ある意味才能だと思います。
一生懸命努力をすれば、会得できるわけではないような気がするのは私だけ?
という事は、「空気読めない」発言をできるのもある意味才能かもしれない。

しかし、敢えて私は言おう。
冷え冷えの草履を差し出す木下藤吉郎も、火傷するようなアツアツのお茶を出す石田三成もあり得ない!
それでは、歴史は動かないのである...【参照・ギレン=ザビの日本の歴史】

それは、特撮ヒーローの世界でも当てはまる。
敵が番組後半にパワーアップするに伴って、スーパー戦隊仮面ライダーもパワーアップを余儀なくされる。
それが、例え大人の事情で何故だかクリスマスシーズンに必ずパワーアップするとしても、それはただの偶然だと思っておこう(笑)
最近はその傾向がかなり当たり前になって来ていますけど...
「目には目を歯には歯を」と影の軍団IIで伊賀の頭領・柘植新八も言っている。力には力で対抗するのがヒーローのステータスだ。
「あなた、パワーアップ止めますか?それともヒーロー止めますか?」とおもちゃメーカーから目に見えない圧力がかかっているのか。
ある意味それも、「空気」なのだろうけど。

 そんな宿命を背負った現代のヒーロー達にも、ある意味お手本になりうるヒーローがいた。
それが、「愛の戦士レインボーマン」だ。
私の知りうる限り「愛の戦士」の肩書きを持っているのはレインボーマンキューティーハニーだけだ。
まあ、キューティーハニーは女性ゆえ、正確にはヒロインですけど...
「愛の焙煎士」の肩書きを持つ私が言うのだから、間違いない(ひょ・ひょっとして今日珈琲の話題に触れるのはココだけか...汗)

レインボーマンは、相手の状況に応じて(自分の置かれている立場に応じて)その名のごとく7種類に変化する(詳細はご自分でお調べ下さい)
日・月・火・水・木・金・土 の7変化(日替わり定食のノリではないのですが)
その当時、私の知る限りそこまで一人で細かく変化したヒーローはいなかった。
似たように7つの要素が盛り込まれた「忍者キャプター」というヒーローはいたのだが、7人組だったですし。
私的には、この番組の内容の深さを、最近になって知りました。
子供の頃は敵の組織が「死ね死ね団」というストレートなネーミングな集団という事ぐらいしか記憶に無くて
その背景にあるドラマなんて大して気にしてなかった(まあ、子供ですから)
エンディングテーマの「死ね死ね団」のテーマなんてココで動画をリンクするのをためらってしまうような歌詞だし。
きっと今だとあり得んでしょうな。きっとPTAが黙っちゃいないでしょう。
勇気のある貴方は聞いてみてください。真面目にあんまりおすすめしませんけど。
ちなみにフルコーラスで102回「死ね」と言っているらしい(数えた人、偉いパチパチ)

てな感じなのですけど。
これが1972年のゴールデンタイムの子供番組のエンディングだという事実!
誰も止めなかったのか?興味が尽きないです、ハイ。

まとめますと
会社ではバリバリに仕事をこなし部下からの信頼も厚い部長さん。
家では、あらゆる家事をソツなくこなすマイホームパパ。
夜は、レオタードを着て美術品専門の謎の盗賊(キャッツアイ?)
そんな、貴方は多分少年期「レインボーマン」に何となく憧れていたのかもしれない(いないと思うけど)

少年期の私は、レインボーマンから珈琲豆屋としての「処世術」を学びました...遠い目
そして死ね死ね団からは「どんな事にも程がある」という事を学びました...謎


ちなみに皆が知っている、レインボーマンのテーマは以下です。お耳直しにどうぞ...