珈琲工房ポエムの日記

自家焙煎の珈琲豆 とメディカルハーブコーディネーター在中のオリジナルブレンドハーブティーと紅茶

香りの魔力(魅力)...な私

昨日は、安城の七夕にちょいわけあり出没したんだが...
駅前でゆるキャラ「キーボー」との2ショット写真↓

まあ、実に2年ぶりの七夕でしたが「香り」の洪水に溺れかかった私でした...汗

普段,珈琲の麗しき香りのなかで、一日の大半を過ごしている私にとっては
屋台のたこ焼きやらフランクやらべっこう飴.etcの香りのコラボは実にいただけない、適応力0%なのだ。

それにこの暑さと湿度のナイスなバランスが絶妙な相乗効果を生み出すこの現場で、よくぶっ倒れる人がいないものだと、感心してしまうくらいだ。
青島くんに安城七夕封祭りごと封鎖して欲しいくらいだよ....泣

香り繋がりで私が幼少の頃の香りの思いでを一つ語ると

自分は、西尾の商店街で育ったのでこともあろうか、高校二年生まで銭湯通いだったのだ。
まだ、幼稚園位のことだったと思う。
夕方、母親と歩いて銭湯に行く途中に、ちっちゃい洋菓子屋さんがあってね。
ソコの前を通ると、何とも言えない生クリームの甘い香りが漂っていたんだよ。
お風呂の帰りに、シュークリームを買ってもらったりした記憶があって、味はそんなに覚えていない(...うまかったけどね)
しかし、それから40年経った今でも、ソコで美味しそうと感じた香りのイメージは忘れてないんだよね。
いろんな洋菓子屋さんを知って、いろんなシュークリームも食べてきたのだが、そのときの香りの感動にどれもこれも勝てないのだよ。
何かしら、特別なエッセンスが入っていたのだろうとその後いろいろ調べ回って、その香りの決め手となる手がかりはつかめたのだが(もう珈琲豆屋始めてた頃の話)実は、それはそんなに特別なものでもなかったのだよ(人の店のことなので詳細に書けなくて申し訳ない...店頭で直接私に聞いてくれ)

とまあ、ただの私の幼少期の思い出話なのだが、新しくカフェを始めたい人がいろいろノウハウをポエムに習いにくる時には必ず話す、私にとっては大事な話なのだ。
長い間、記憶に残る、脳裏に焼き付くとでも言うのであろうか?そんな香りと味わいが出せねばすぐに自然淘汰されちまう、珈琲豆屋なんてそんな世界だ。
珈琲なんて飲み物は、単純でいて奥が深い、ゆえに人の評価はシビアなのである。
珈琲豆屋として香りも味も店もパッとしないなら(そのアビリティもってないのなら)競う相手をコンビ二コーヒーあたりに設定すればいい。だれも文句は言わないだろう...お店の方針(実力)そうろうなのでな

しか〜し、自分は、それじゃあ面白くないんで遥か彼方の天上界を目指すがね。
よく、私がお店で語る決め台詞のひとつ
「この珈琲豆の同等のレベルの珈琲は、日本中に山ほどあるが、これ以上となると「無い」と思うが...」

あくまでも、美味しいと感じるのは人それぞれの判断なので、その基準もそれぞれだがね(...一応)