珈琲工房ポエムの日記

自家焙煎の珈琲豆 とメディカルハーブコーディネーター在中のオリジナルブレンドハーブティーと紅茶

理想の珈琲豆屋さんとは

 世間ではコーヒーの日なのにお休みしている私です...ただの暇人。
せっかくなので、自分の思う「理想の珈琲豆屋さん」を書こうと思います。

  1. 美味しい「生豆」を仕入れて
  2. 美味しく「焙煎」して
  3. 鮮度の高い状態で販売する

こんな単純な事が出来れば、誰が珈琲豆屋さんをやっても、人気店になれるでしょう。
自分が思うに、これって出来そうでできないんです。
1.2.3.の優先順位はお客様が決めればいいんですがね。

 ここでいう、上記の1.2.3.とはお客様の「好み」とは全然関係なく、単純にお店としての姿勢なんですよね。
 
 ちなみに自分がココ数年の間で実践していることは
1.新しい品種の珈琲豆は、まず店に定番で置くアイテムとして決定する前にスポットで焙煎する。お客様の試飲により定番メニューとして採用する。
2.開店時以来、全ての焙煎データを記録する。その都度、季節と生豆の状況を判断しながら、微調整を加える。
3.2日以上焼いた豆は店に持たない(これは普通の店ではまず無理っぽい...)
 
   上記のお店の方針によるお客様の反応は?
1.その都度「おすすめのコーヒーは?」と問う楽しみが増えた...かも
2.「あのときのあのコーヒー」というお客様の言葉に、即座に反応できるお店としての信頼度UP...?
3.閉店間際と定休日前には「すんません売り切れました」が連発。そのスリルがたまらない?..だから最近では電話で問い合わせが多い(笑)

 もともと、私は「自分だったらこういう珈琲豆屋で珈琲豆買いたいのだ」という独断と偏見で営業してます...キッパリ

 自分はお店を始める10年前までは、毎日3回はハンドドリップ(5杯だしです)してたんですよね。
 つまり、一日で最低50gx3の珈琲豆を3人家族で飲んでいたんです(今考えるとよく飲んでましたね...)
 だから、自分がお客様の立場で考えてみて、1.2.3.全てに他店に引けを取らないよう試行錯誤を繰り返した結果が今のお店なんです。
 この姿勢だけは、珈琲豆屋さんしている間は崩さないと思います。
 最大の敵は自分の中にあるんですわ...きっと